五丁目
源頼政
旧山車は明治末期、佐原市より譲り受けた山車が老朽化した為、町内大工が協力し昭和48年に新造。これが潮来の山車新造の火付け役になった。その後、平成29年に辻地区山口棟梁により新造された。
飾り物は、その表情に大変迫力がある鵺(ぬえ)退治の様子。
平家全盛時代の歌人としても第一人者と言われ、また弓の達人と評された源頼政。その武人頼政が、家来猪早太と共に、悪行の限りを尽くす(ぬえ)を退治している。彫り物は鼠屋五平、元禄時代、日光東照宮の彫り職人の中でも随一と言われた人物である。
五丁目は江戸時代、津軽藩の屋敷も置かれていた伝統ある町内。