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素鵞熊野神社より、素鵞社(天王様)と熊野社(権現様)の二基の御神輿が、天王山より下りて、仮宮においでになります。
祭禮中の3日間、御神事の一つとして、14町内の奉納山車の曳き廻しが行われます。

潮来祇園祭禮で使用される山車はほとんどが、
総欅造りで潮来ばやしの芸座連が山車に乗って演奏する芸能山車形式のものです。

山車の上屋の部分には、上下にせり出すことができる大人形や飾り物がつけられ、山車の周囲には高彫りという精巧かつ華麗な彫刻がはめ込まれています。

山車、飾り物、彫刻、玉簾、額、幟など、江戸・明治時代の匠の技を今に伝えるもので、各町内の財産として大切に管理されています。