七丁目
素戔嗚尊
七丁目は多種職人の多い町内で元気があり、曲曳きのうまい事でも定評がある。
平成元年に旧山車を復元、香取市小見川の田中氏の手によって作られ材料は欅でその重量は約4トン。
飾り物は、明治34年 江戸人形師 竹田縫之助兼清の大作であり、素鵞熊野神社の御神体「素戔嗚尊」。稲田姫を八岐大蛇から救おうと八重垣を造って姫を隠し、大蛇退治している勇ましい姿を現している。彫物には大蛇を主とした精巧なものが表現されている。
額には、為徳(とくをなす)と書かれ、故橋本登美三郎氏の作である。